ビー玉を使って欠陥住宅の判断はできるの?

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2020年07月13日

ビー玉を使って欠陥住宅の判断はできるの?

私が建売住宅の営業をしていた頃、決済前に買主様に不具合がないか確認をしてもらうということがあったのですが新築住宅ということもあり家がきっちりと建てられているか確認するため(建物が傾いたりしていないか調べてるため)、ビー玉を持参し床に置いて調べる方がいました。
 

新築住宅になるので気持ちよく住みたい、そして、きっちりと建てられた家に住みたいという気持ちは理解します。しかし、床にビー玉を置いて転がってしまったから必ず家が傾いているのか(いわゆる欠陥住宅なのか)というと、絶対に欠陥住宅かというとそうとは言い切れません。

ビー玉が転がってしまう要因って何?

では、どうしてビー玉が転がってしまうのでしょうか?
 

①本当に家が傾いてしまっている
 

これは論外な話しになるのですが、そもそも基礎から傾いてしまっている場合です。これは本当の欠陥住宅です。基礎から傾いてしまうのは地盤の補強がきっちりとされていないことが多いので、新築住宅でこうなってしまうと訴訟問題となるのはほぼ間違いありません。
 

尚、中古住宅の場合は土台や柱の腐食シロアリなどの害虫の被害も考えられます。
 

 

②仕上げの不具合による
 

建物の土台そのものは問題ないのですが、家を建てるといっても人が作業するものですから1ミリの狂いなく家を建てるということは困難です。要するに床を貼る際に貼り方が悪く若干の傾きができてしまい、それが原因でビー玉が転がってしまう場合があります。この場合はほぼ問題はなく、1つの部屋だけでビー玉が転がり他の部屋ではほぼ転がらないということが大半です。
 

しかし、かなり勢いよくビー玉が転がる、他の部屋でも同じ方向に勢いよく転がるなどの現象がある場合は上記①に該当する可能性があります。
 

 

※「住宅紛争処理の参考となるべき技術基準」として傾斜の具合に応じた基準を提示していて、3/1000未満の傾きなら瑕疵がある可能性は低く3/1000以上6/1000未満では瑕疵がある可能性があると明記しています。そして、6/1000以上のときには瑕疵がある可能性が高いとしています。

床の傾きに関しては住宅瑕疵保険内で補修が可能です

入居後に家の傾きが気になると感じ、調べてもらった結果、補修が必要となった際、住宅瑕疵保険があれば保険内で補修できるケースが大半です。新築の場合、施工業者が保険に加入していますのでその場合は施工業者で対応してもらえます。
 

しかし、中古住宅の場合は必ずしも保険加入しているかというと100%とはいえないので注意が必要です。

傾きが気になる場合は専門の方の意見を聞いてみましょう!

床に置いたビー玉が転がった→家が傾いている→欠陥住宅という判断に至ることは原因をしっかりと探ってから結論を出すようして下さい。
 

あまりにも床の傾きが気になるという場合は、住宅構造に詳しい専門の方の意見を聞いてみるのも1つの方法です。

 

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