谷崎潤一郎の小説「細雪」の舞台にもなった一本松とマンボウトンネル

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2019年07月24日

谷崎潤一郎の小説「細雪」の舞台にもなった一本松とマンボウトンネル

谷崎潤一郎の小説「細雪」は谷崎潤一郎の代表的な小説の1つですが、原作の中にこの一本松が登場します。場所は西宮市常磐町。JRさくら夙川より徒歩9分、阪神西宮より徒歩11分の場所にあり、住宅街の中に道路から突き出て立っています。

一本松全景

なぜ突き出ているのかは不明です

この松の木がなぜ道路から突き出て立っているのかは、正直いいますと不明です。元は武庫郡と兎原(うはら)郡の郡境界だったようです。恐らく他にも由緒ある松の木なのではないかと個人的には想像しています。現在、この松の木は西宮市の保護樹木にしてされています。
道路から突き出している松の木
史跡武庫郡兎原郡界傳説地と彫られています

一本松から南に向かって歩くとマンボウトンネルがあります

「細雪」の話しの中では一本松の他にマンボウトンネルが出てきます。場所は西宮市平松町。一本松のある常磐町の南側になります。こちらのトンネルは元々、国鉄が開業する際に用水路が流れるように作ったトンネルで、後に人が通れるようにしたそうです。トンネルは現在も利用されており日常生活に欠かせないトンネルとなっており、私も利用することがありますが昔からの風情も残っている場所なので維持していってほしいものです。
マンボウトンネル入口
マンボウトンネル内
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