建売住宅と売建住宅の違いは?

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2020年04月17日

建売住宅と売建住宅の違いは?

新築一戸建の物件購入を検討されている方も多いと思います。新築一戸建の物件を探していると「建売住宅」「売建住宅」「注文住宅」という言葉を耳にすると思います。注文住宅については土地を購入して自由に間取りを設計して建築するというイメージは掴めるのではないでしょうか?では、建売住宅と売建住宅についてですが建売住宅についてはイメージできても売建住宅って何?って思う方も多いと思いますので、今日は建売住宅と売建住宅に絞ってお話ししたいと思います。

建売住宅=売建住宅ではない

建売住宅と売建住宅ですが、イメージからすると何も変わらないんじゃいのかと思う方も多いと思います。しかし意味合いとしては全く違うものになります。
 

【建売住宅とは?】

建売住宅とは先に家を建てて販売している住宅のことを言います。つまり購入側からすると土地と建物のセット購入することになります。完成済みの物件を購入するので、生活するイメージがしやすく、すぐに入居したいという方にはオススメです。
 

【売建住宅とは?】

売建住宅とは施行するハウスメーカーがあらかじめ決められている土地を購入し、家を建てる住宅を言います。先日のブログで発信した「建築条件付き」の土地の購入がこれに当たります。間取りプランについては自由に間取りプランを考えてというのではなく、ハウスメーカーがあらかじめ作成している間取りプランの中から購入者がプランを選ぶ形となります。ハウスメーカーによっては多少の間取り変更であれば応じてもらえます。

それぞれのメリット・デメリット

建売住宅、売建住宅どちらかの住宅を購入するにせよメリット・デメリットはあります。
 

【建売住宅】

(メリット)

・完成物件のため、即入居が可能

・生活していくイメージがしやすい。

・販売価格が比較的抑えられているため若い世代でも購入しやすい
 

(デメリット)

・工事中の過程が分からない。(極端な話、手抜工事をされていても分からない)

・コンセントや窓の位置等によっては家具の配置が難しくなる場合がある。

・複数の建売分譲地の場合、類似した建物が建っている。
 
 

【売建住宅】

(メリット)

・あらかじめ決められた間取りプランから選ぶことができるので、設計プランに時間をかける必要がない。

・工事期間中に確認ができる

・注文住宅と比べると建築コストが抑えられる。
 

(デメリット)

・施工業者(ハウスメーカー)を自分で決めることができない。

・土地を購入してからプランを決める(請負契約)までの時間が限られている(土地を購入後3ヶ月以内が一般的)

建売住宅メーカーも土地売りしています

建売住宅は上記で説明した通り、既に建物を建てた状態で販売している住宅を言います。しかしメーカー側もいざ販売となった時に、思いのほか販売に苦戦してしまうと価格を下げざるをえなくなり、事業として成り立たなくなる可能性が出てきます。そこで最近では建売住宅メーカーも家を建て始める前に期間限定で土地から販売を始め、売建住宅のようにして販売している業者が増え始めています。これは建売住宅メーカー側の販売手法の一つですので、購入側は土地売り期間中は売建住宅と捉えておけば特に問題はないと思います。

簡単ですが上記が建売住宅と売建住宅の違いです。どちらが良いかというのはそれぞれの生活スタイルなどの違いがありますので、判断はできません。
 

少しでも購入コストを抑えたいということであれば建売住宅をオススメしますし、少しコストが上がっても自分の理想に近い家に住みたいけど、注文住宅みたいに建築費用をかけたくないということであれば売建住宅をオススメします。これは生活スタイルを考えて選んでもらえればよいかと思います。

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