ラグビーのW杯が終了してから、はや1ヶ月が経ちました。大変盛り上がった大会となり、今も代表だった選手達がテレビ番組にも出演しています。そして、昨日発表になった今年の流行語大賞も日本代表が掲げていた「ONE TEAM」に決まりましたよね!今後もラグビー熱が衰えないことを願うばかりです。
さて、本題に入りますがラグビーに限らずスポーツ国際大会などでは試合前に各国の国歌が斉唱されることが多いと思います。他にも国旗の掲揚などもされますが、その国家・国旗もその国々によって意味があり作られています。これは国単位の話しですが、このような歌や旗などが各都道府県、市町村単位であるのをご存知でしょうか?
今日は私の地元でもある西宮市のシンボルと言われている市章、市旗などのお話しをしたいと思います。
西宮の市章は大正15年4月に制定され、現在も使用されています。真ん中にある文字が西宮の「西」の字の篆書(テンショ)体となっており、周りを「宮」を表現するカタカナの「ヤ」を3つ組み合わせて取り囲んだものとなっています。どういうことかと言いますと市章を見れば周りは星形になっているように見えますが実は下図のように3ヶ所ラインがずれて描かれています。これでカタカナの「ヤ」を3つ表現しており「3ヤ(ミヤ)」→「宮」となり、真ん中の文字と組み合わせて「西宮」となります。
市旗については、昭和45年11月に制定され、当時市制45周年を記念し公募され決定されたものです。デザインはひらがなで西宮の「に」の字を白地に赤と緑でデザインされています。赤が太陽としあわせ、緑が六甲の自然を表し、全体で「緑としあわせのまち」を象徴しています。
他にも、市の花として「桜」、市の木として「くすのき」が制定されています。また市歌、文教都市西宮の歌というようなものも制定されています。私自身、歌があるのは正直知りませんでした(笑)
歌詞や曲などについては西宮市のホームページからご覧また試聴することができます。
このように、地元のことを調べていると新たな発見が出てくることもありますので、今一度、地元のことを調べてみてはいかがでしょうか?