ながら運転の罰則が強化されます

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2019年11月30日

ながら運転の罰則が強化されます

明日、2019(令和元)年12月1日(日)より、スマートフォンや携帯電話を操作しながら運転する「ながら運転」の罰則が強化されます。これは最近のニュースなどでも多く報道されており周知の方も多いとは思いますが、どの程度強化されるのはお話ししたいと思います。

違反点数、反則金が3倍前後に!

ながら運転で検挙された場合、違反点数、反則金がこれまでの3倍前後となります。
 

●携帯電話の使用等(保持)
 

違反点数・・改正前1点→改正後3点(酒気帯びの場合・・改正前14点→改正後15点)

反則金・・・改正前(大型7,000円、普通6,000円、二輪6,000円、小特等5,000円)          
改正後(大型25,000円、普通18,000円、二輪15,000円、小特等12,000円)
 

罰則・・・・改正前 50,000円以下の罰金                          
改正後 6月以下の懲役または100,000円以下の罰金 
 

●携帯電話等の使用により交通の危険を生じた場合
 

違反点数・・改正前2点→改正後6点(酒気帯びの場合・・改正前14点→改正後16点)
 

反則金・・・改正前(大型12,000円、普通9,000円、二輪7,000円、小特等6,000円)         
改正後 非反則行為となり、全て罰則を適用
 

罰則・・・・改正前 3月以下の懲役または50,000円以下の罰金                 
改正後 1年以下の懲役または300,000円以下の罰金
 

上記のように規定が変わりますが、「携帯電話等の使用による交通の危険を生じた場合」というのは分かりやすいのが事故を起こした場合です。携帯電話等の使用が原因で事故を起こしてしまうと違反点数が6点減点ということは一発で免許停止処分となります。酒気帯びに関しては免許取り消しとなります。

カーナビや車載ホルダーに固定している携帯の画面を見てしまった時は?

運転中にスマートフォン等をカーナビとして利用している人も多く、経路の確認で画面を見てしまうこともあるかと思います。このような場合は車載搭載のカーナビも含めてですが2秒以上画面を見続けるとアウトだそうです。これは判断する警察官によりますので曖昧な感じはしますが、運転者が意識するしかないのかなって思います。
 

他にも赤信号で停止中の時に携帯を触ったら違反になるかという問題もありますが、停止中であれば基本的には違反にはなりません。ただ操作に夢中になって青信号に気づかないということもあります。その場合発進を慌てて、結局事故につながるということも考えられますので利用の際はどこかに安全な場所に停車して利用するようしましょう!
 

通話については、ハンズフリーであれば基本的に問題はありません。イヤホンやヘッドホンの利用であれば両耳が塞がっていると違反となります。

このような罰則が強化されるということは、それだけ携帯電話等が原因の違反または事故の検挙が多くなっているということです。
 

私も業務だけでなくプライベートでも車の運転はよくしますので、十分注意して安全運転を心がけないといけないと改めて思った次第です。

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