兵庫県で初めて市立病院と県立病院が統合されます。

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2019年11月14日

兵庫県で初めて市立病院と県立病院が統合されます。

西宮市内にも総合病院といわれている大きな病院がいくつかありますが、公的に運営している西宮市立中央病院(西宮市林田町)と兵庫県立西宮病院(西宮市六湛寺町)が6年後の2025(令和7)年に統合、移転する予定となっています。                 尚、県が運営する病院と市町村が運営する病院の統合は兵庫県内では初めてのことで、統合後は県が運営する病院となります。

なぜ統合することになったのでしょうか?

そもそも、なぜ統合することになったのかということですが、市立中央病院については築43年と建物が古く老朽化が懸念されており、耐震性なども懸念されています。また、産科も休診中で単独では運営もギリギリのところとなっているのが現状です。
 

また県立西宮病院は救急が地下にあり狭いこと。更に心臓血管外科や呼吸器科がないなどで危険な患者の対応ができないことが問題となっていました。
 

そこで、お互いの問題点を解消しようということで兵庫県と西宮市が話し合いを繰り返し合意至ったようです。

新しい病院はどこに建設されるのか?

新病院については、アサヒビール西宮工場跡地(西宮市津門大塚町)に建設される予定です。該当工場跡地には、現在一部商業施設などが建設されていますが、それでも全敷地の約50%くらいしか利用されていませんので、空地になっている残り50%を利用して病院が建設されることなります。尚、建設費用については兵庫県が負担し、一部を西宮市が負担する形になっているようです。
現在運営している中央病院、県立病院については、移転されるまでは現在の場所で通常に運営されていきます。中には統合が決まってすぐに閉院してしまうと思っている方もいるようで中央病院では入院患者が減ったというようなことも起きているようですが心配する必要はなさそうです。とにかく住民にとってさらに住みやすい街づくり目指していってほしいと期待しています。
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