買取業者に売却する際のメリット・デメリットって何!?

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2019年08月03日

買取業者に売却する際のメリット・デメリットって何!?

現在のお住まいを売却したいと考えた時、まずはどこかの不動産屋の店舗を探して相談に行くと思われますが、その店舗は大半が不動産仲介をメインにしている店舗です。しかし不動産業といっても多種多様に業務があり、その中でも仲介は行わず買取専門で行っている不動産業者もあります。このような会社は業界内では大手の会社といわれていても一般的には多く知られていることはありません。緊急に現金が必要、相続などで所有はしたものすぐにでも処分したいなどの理由であれば買取業者への売却も考慮しても良いのではないでしょうか?私自身も数ヶ月前までこの買取専門業者で勤務していたサラリーマンでしたので経験からのメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

買取業者のメリット・デメリット

【メリット】

まず1番のメリットは買取価格返答までの結論が早いということです。買取価格の相談を受けて実際部屋を内覧してから早ければ1日、遅くても1週間以内には買取金額の返答ができます。また、現金決済してもらえる業者であれば最短で2週間以内で決済は可能です。余談ですが私が勤務中最短1週間で決済を実行した経験がありました(笑)
 

次は瑕疵(かし)担保責任が免責になることです。通常一般のお客様に売却した場合、2年間の瑕疵担保責任を負わなければいけまんせんが、買取業者の場合は再販のためにリフォームしますので、後で不具合が出たから直してくれみたいなことは起きません。
 

次は周辺に知られず売却することも可能です。通常なら売却依頼を受けた不動産屋さんが自社HPやチラシなどで広告活動を行います。そうするとここの家が売りに出ているということが分かります。しかし買取業者へ依頼すると現地確認のあと表立って広告するわけではありませんので周辺に売却を知られたくないという方には良いと思います。
 

最後に仲介手数料が不要になります。通常の仲介の取引だと仲介手数料が発生しますが、買取業者ですので立場は売主・買主の直接取引となりますので仲介がいませんので仲介手数料が不要となります。但し相手は不動産のプロなので直接交渉すると言いくるめられる可能性もありますのでよく考えて行動することをオススメします。
 

 

【デメリット】

デメリットについては1つ、買取価格が相場より安くなるということです。買取業者も事業利益のための購入ですので購入価格、その他諸費用、販売後の諸費用などを考慮していますので、一般的には相場価格といわれる価格の7割~8割くらいが買取価格になるといわれています。しかし部屋の状況によっては半額にまで落ちるケースはあります。

収益物件も買取する業者は多くいます

買取業者は買い取った部屋をリフォームして再度販売するだけなく、賃貸中の収益物件の買取をする業者も多くあります。価格の出し方でいえば利回りを計算して買い取る流れになります。収益物件の場合は、購入してすぐに転売する業者、一定期間保有してから転売する業者の大きく2パターンに分かれそれぞれで購入利回り基準が違ってきます。
 

私の経験上、一定期間保有してから転売する業者の方が買取価格としては高く値段がつけられていたように感じていました。

 

以上になりますが、売却にあたっては各ご家庭の諸事情があると思いますので、しっかりと計画を立てたうえで売却活動にあたることを望みます。

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