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日当たりに関するトラブルというのは、売主が宅建業者なのか個人なのかは区別なしにおこりうるものです。ではこのトラブルを回避する方法ですが、単純に事前の調査や聞き取り必要ですが、本当に分からない場合や契約時には全く出なかった建築計画が後日計画として出てくることもあります。そのため契約前に行う重要事項説明書・売買契約書の中に日当たりが変わる可能性があることの文言を入れ説明しておくことです。
【例文】 本物件周辺は第三者所有地のため、将来建築物が建築または増築される可能性があります。建築または増築された場合は日照・通風・眺望に影響が出る場合がございますのでご承知おき下さい。
上記の例文は契約時点では何も建築計画がないので、今後周辺環境の変化があるかもしてないという告知になります。何もないならないで良いということです。
他にも「物件状況報告書」という書類で、売主から買主へ物件の状況報告を告知します。下記に添付しているのが「物件状況報告書」になりますが、色々と項目がある中の⑩に近隣の建築計画という項目があり、知らないか、知っているか、どちらかにチェックを入れ知っていればその概要を書き込むようになっています。 つまり、売主は知っていることは全て買主に伝えて納得してもらった上で、購入してもらうということです。
このようにして売主・買主双方が契約時に内容を確認し、契約を進めていきトラブル回避に努めています。トラブルになって売主・買主が険悪になってしまうというのが私としても一番辛いことですので、お互い気持ちよく取引ができるよう、そして購入後の買主も気持ちよく生活できるようにフォローしていくというのが私の立場でもあるかと思っております。