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西宮市役所第二庁舎の建設にあたり、市からの基本方針や効果について以下のように発表がされています。(以下、2021(令和3)年4月10日号の西宮市政ニュースより抜粋)
●第二庁舎整備の基本方針●
①庁舎機能の集約化と効率的な再配置
②財源確保
③高度な耐震性能等を備えた庁舎整備
●第二庁舎による効果●
①危機管理体制の強化➡市民の皆さんの命と暮らしを守るための中枢拠点に。
・免震装置や各種設備を備え、大規模災害時にも機能する安全性の高い庁舎に防災関連部局を集約することで、災害時に迅速に対応することができます。
②庁舎機能の集約化➡市役所の業務効率化と連携強化へ
・老朽化や耐震性に課題を抱え、本庁周辺に点在している庁舎機能を集約し、効率的な再配置を行います。
尚、機能移転後の跡地等は、貸付や売却などにより有効活用し、財源確保を図ります。
西宮市役所第二庁舎は、危機管理センターとしての役割があるため、何か災害が発生してしまった時に機能できないとなると何の意味もありません。
そのため、建物は中間層免震構造という1階床より上層に免震装置を設ける手法で建設されており高層部まで免進化でき耐震性の強化を図っています。
また、非常用発電機の設置によりライフラインの停止を防ぐことが可能で、災害発生時でも業務継続が可能となります。
さらに、庁内には災害対策本部、消防本部、情報・通信の中枢機能を担うデジタル推進部、ライフラインの点検・復旧などの初動対応を担う部署が集約されています。
最後に、冒頭でも記載していますが第二庁舎の業務は4月19日(月)から順次開始していきます。業務開始のスケジュールについては西宮市ホームページをご確認頂ければと思います。
西宮市は26年前の阪神・淡路大震災において大きな被害が出ました。その後も台風や集中豪雨などの災害も発生していますし、これから先も何かしらの災害が発生すると思われます。
災害が発生した場合は初動の行動で大きく状況が変わります。これは個人の行動においても同様となりますが、個人においては自治体からの情報発信によって行動することになりますので、この第二庁舎の危機管理センターがうまく機能していくことを西宮市民の一人として期待しております。