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それでは、本題の㎡→坪を計算する方法です。
例として100㎡が何坪になるのか?計算式は下記のようになります。
●100㎡÷3.30578124㎡≒30.25坪
対象面積(㎡)と上記に記載した1坪(㎡)を割り算すると坪数が計算できます。でもちょっと待ってください。坪数を計算するのに毎回3.30578124で計算するのは大変ですよね。しかも桁が多くて覚えるのも大変です。ですのでもう少し便利な計算方法があります。分数の割り算って÷の後ろの部分の分母と分子を逆にしてかけ算しても答えは同じになりますよね。これを使うわけですが400分の121の逆数、121分の400にしてかけ算します。この121分の400を小数点直すと0.3025となります。これを利用してかけ算すると
●100㎡×0.3025㎡≒30.25坪
割り算した時と同じ答えになりましたよね。
結論としてかけ算の方が容易に計算できますので、かけ算を使って坪数を出すことが一般的です。なので、「この部屋何坪くらいかな?」みたいな会話があったときは、
部屋の広さ(㎡)×0.3025≒坪数、これさえ覚えておけば問題ありません。
注意して頂きたいのが日本では計量法というのが使われているため、取引又は証明においては坪の使用は禁止されており㎠・㎡・㎢・haなどで表記しないといけません。不動産の概要書には坪表記をしているものも多いですが、あくまで㎡数に対する括弧書きの表記ですので参考程度と思ってもらえればいいです。
ただし、土地の大きさなどはいまだに坪数で会話することが大半です。例えば「土地〇坪ですので、坪単価は〇万円です。」というような会話は今でも行われます。ですので坪数に直す計算方法について覚えておくことは悪くないと思いますので、今後の参考にしてみて下さい。