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2019年09月14日
不動産に関するブログ

サービスルームって普通の部屋と違うの?

住宅を購入または賃貸で借りる際、どのような間取りで住みたいか希望があると思います。それは家族構成などで変わってきますが中に「2SLDK」とか「2LDK+N」などの間取り表記を目にしたことがあると思います。ではこの表記の「S」「N」とは何かお話したいと思います。

「S」はサービスルーム、「N」は納戸

間取表記の「S」はサービスルーム、「N」は納戸となります。サービスルーム、納戸については普通の部屋と変わらない広さと変わらないものもありますし、他の部屋と同じようにコンセントやTVジャックなども付いていますので違いが現地を見ただけでは分かりづらいかもしれません。(中にはそうではないものありますが・・・)なので間取図面では「2SLDK」でも実際部屋をみると「3LDK」じゃないのって思うかもしれませんが、このような表記しないといけない理由があります。

サービスルームや納戸は居室に必要な採光基準を満たしていません

では、サービスルームや納戸の表記になる理由ですが部屋の採光基準を満たしていないためです。どういうことかと言いますと建築基準法で居室部分には一定割合の採光に有効な開口部が必要とされています。つまり窓などを取り付けて一定の採光を確保して下さいという決まりとなっています。ここでいう「採光」というのは太陽光の日当たりとは違い、北側の部屋で日が殆ど当たらないとしても開口部が基準に満たした大きさであれば居室となります。逆に南側の部屋でも採光基準の開口部がない場合は居室として認められないためサービスルームや納戸などの表記となります。

開口部ってどの程度必要なのか?

居室部分の開口部については、実際どの程度必要なのかということになりますが、建築基準法で、住居についてはその部屋の床面積に対して1/7以上の採光に有効な開口部を設けることとしています。例えば洋室6帖(9.72㎡)の部屋だと、9.72×1/7≒1.38となりますので、1.38㎡以上の開口部が必要となります。更に隣地からの距離だとか開口部の取付高さの位置だとか学校などの施設は基準数字が違うなど細かいところはありますが今回は説明を省略させてもらいます。とりあえずは基準となる住居は1/7以上という数字を覚えていて頂ければ良いかと思います。

実際に見る間取り表記の違い

上の2パターンの図面ですが、同一のマンション内の間取図面です。若干部屋の広さが違いますが酷似した間取で比較してもらえればと思います。左が「2SLDK」、右が「3LDK」の間取表記となっています。この中で図面右上(北東側)の部屋を見て頂くと左側の図面では「サービスルーム5.5帖」、右側の図面では「洋室6帖」と表記の違いがあります。つまりここが採光の基準を満たしているかいないかの違いとなります。ちなみにこのサービスルームは採光基準に満たしていないだけで収納スペース、照明スイッチ、コンセント、エアコン取付も出来ますので普通の部屋として利用しても何ら問題はありません。

 

最後に住宅探しの際に3LDKの部屋を希望している場合、2SLDKの部屋だからと対象から外すのではなく、一度内覧してみてと意外と3部屋として利用できるなということもあります。やはり購入するにしても賃貸として借りるにしても図面や写真だけでは判断できない部分もありますので必ず現地確認は怠らず行うにしましょう!

この記事を書いた人
髙橋 智也 タカハシ トモヤ
髙橋 智也
体を動かすことが好きなのでフットワークは軽いです。
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