西宮の北部、名塩地区に伝わる名塩和紙の紙すき体験ができる施設「名塩和紙学習館」のご紹介
西宮市は住宅街が広がる南部地域と山あいの広がる北部地域があります。以前紹介しました日本酒の製造は南部地域で広がっている文化です。そして北部地域の伝統文化としてあげられるのが名塩和紙の紙すきです。この紙すきが名塩和紙学習館で体験することができます。
名塩の和紙は江戸時代から続いている伝統文化です
名塩の和紙は雁皮という原料から作られており、国の重要無形文化財に指定されいます。また、紙の作成方法も溜漉きという最も古い抄紙形態を今でも続けており、この技術については兵庫県の無形文化財に指定されています。
名塩和紙学習館の2階は展示室になっています
名塩和紙学習館では1階に和紙作りの実習室や事務室があり、2階には関連資料の常設展示室がありますので、紙すき体験とあわせてご覧になってみてはいかがでしょうか?
但し、注意点として、施設には無料で入場可能ですので展示室は無料となりますが、紙すきの体験については有料となり、人数制限もありますので予約が必要となります。とはいえ日常ではなかなか体験できないことではないかと思いますので紙すき体験してみることをオススメします!
尚、詳細については名塩和紙学習館へ直接お問い合わせ下さい。
【住所】西宮市名塩2丁目10番8号
【電話番号】0797-61-0880
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:00まで)
【休館日】 毎週月曜日、年末年始(12/29~1/4)、その他臨時休館あり
【展示室観覧料】無料(団体の場合は事前に連絡要)
【紙すき実習(団体向け)】
・対象・・・10人以上、40人以下の団体
・申込方法・・・利用希望日1ヶ月前までに電話または直接来館の上、お申し込みとなります。
・料金・・・材料費 1,000円(1人あたり)
実習費(1団体あたり) 10人~16人の団体:2,500円 17人~24人の団体:5,000円 25人~40人の団体:7,500円
・館内施設等使用料(1団体あたり)
実習室・・・午前:1,200円(施設使用料1,000円、冷暖房費200円) 午後:1,560円(施設使用料1,300円、冷暖房費260円)
集会室・・・午前:1,200円(施設使用料1,000円、冷暖房費200円) 午後:1,560円(施設使用料1,300円、冷暖房費260円)
尚、西宮市外在住者は、実習費と館内施設等使用料が倍額となります。 学校園児童生徒の実習ほか料金の減免もありますので、詳細は名塩和紙学習館へお問い合わせ下さい。
また、個人で紙すき体験を希望の方は下記の「2019年度紙すき事業予定」で内容を確認の上、お申し込み下さい。

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