西宮に初の小中一貫校が開校します
2020(令和2)年4月1日に、西宮に初の小中一貫校(義務教育学校)が開校します。場所は現在の西宮浜小学校と西宮浜中学校を利用し、一つの学校として9年間一貫した教育を受けることなります。これまで兵庫県内には神戸に1校、姫路に2校同様な学校が開校しており県内で4校目の開校となります。尚、西宮市内に保護者と居住していれば校区外であっても原則通学が可能となります。
義務教育学校ってどんな学校?
平成27年6月に学校教育法等に関する法律が改正となりその際に制度化された1つで1つの学校で1人の校長のもと、1年生(小学1年生)から9年生(中学3年生)までが学校生活を共にします。また、学年の区切りを従来の「6・3制」だけでなく「5・4制」や「4・3・2制」など教育課程の区切りが自由となり今回の新設校については「4・3・2制」を採用します。
義務教育学校のメリット・デメリット
では、義務教育学校のメリット・デメリットはどういったものがあるのでしょうか?
まずは、中学進学後に新しい環境に馴染めない「中1ギャップ」の解消が期待されます。次に義務教育学校の教員は小中学校両方の教員免許を持つことが原則となっていますので学年区分を細かく分けることで早いうちから中学校の教員免許を持った先生から指導を受けられることも大きいと考えられます。
次にデメリットについてですが、大きくいうと人間関係の構築になるではないかと思われます。9年間同じ生徒、環境下にいますので何かのきっかけで人間関係が崩れた時の怖さはあります。また、高校進学時に環境が変わって新しく人間関係を作っていくことに対するストレス耐性が下がってしまうことも考えらます。
通学させるかどうかは各家庭の事情で
色々、書かせてもらいましたが通学させるかどうかは各ご家庭の諸事情を踏まえて検討されるのが賢明だと思います。保護者対象の学校説明会の受付も始まっておりますので、関心のある方は一度説明を聞いてみてはいかがでしょうか?詳細は西宮市のホームページを参照ください。
西宮市ホームページ:https://www.nishi.or.jp/
(西宮市ホームページの検索ボックスに「11311757」と入力すると該当ページをご覧頂くことができます。)

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